FCAからのお知らせ

2018年7月23日
Corporate

2018年7月21日付け英ロンドン発

フィアット・クライスラー・オートモービル・N.V. (“FCA”)は、セルジオ・マルキオンネ氏の健康状態について、これまで順調に推移してきた術後の経過が、先週に入り悪化したため、現在厳しい状況にあるとの認識を、深い悲しみと共に示しました。

これにより、マルキオンネ氏は、業務復帰の目途が立たなくなりました。

FCAの取締役会は、7月21日に開いた会議の冒頭、セルジオ・マルキオンネ氏及びその家族に対し、お見舞いの言葉を申し述べるとともに、同氏が、人間として、そして、仕事人として、長年にわたり同社に対し大きく貢献してきた実績を称えました。

同社取締役会は、過去数か月間にわたり進めてきたCEO 継承プロセスを加速させることを決め、結果として、マイケル・マンリー氏を新しい最高経営責任者(CEO)に任命しました。同社取締役会は、本件を今後開催予定(開催日別途公表)の株主総会に議案として提案し、同氏は、そこで取締役会メンバー及び上級取締役として任命される見込みです。

一方、マイケル・マンリー氏に、全権を移譲し、同社の事業継続を図るため、同社取締役会はマンリー氏のCEOとしての全権を承認しました。同氏はまた、北米地域(NAFTA)の統括も担当します。

マイケル・マンリー氏及び同氏の経営メンバーは、今年6月1日に発表した、FCAの強固かつ独自の「2018‐2019事業計画」の実行を推進していきます。

以上