フィアット クライスラー ジャパン 「アバルト」ブランドの国内累計販売台数が5,000台を達成

2014年9月9日
Abarth

フィアットクライスラー ジャパン(本社:東京都港区、社長:ポンタス ヘグストロム)は、同社が2009年4月より国内販売を開始した「ABARTH(アバルト)」の累計販売台数が5,000台を達成したことを発表します。

アバルトはフィアット社の車両をベースとしたスポーティなモデルを生産するメーカーとして、世界中でドライビングパフォーマンスを志向するお客様からの支持を受けているイタリアンブランドです。その歴史は、1949年カルロ アバルトによって設立されたチューニングメーカー「Abarth & C.」に始まります。庶民でも所有できるフィアットなどをベース車両に「マジックハンド」とよばれるチューニングを施し、1950年代後半から60年代にかけて数々のレースでの栄光に輝く「サソリ」の伝説を築きました。その後フィアット傘下に入り、2007年に完全に独立したメーカーとして復活したアバルトは、「500」や「プント」をベースとした刺激的なモデルを発表してきています。

国内では、2009年の「アバルト グランデ プント」の発売を皮切りに、シンボル的存在の「アバルト 500」や、コラボレーションモデルの「アバルト 695 トリブート フェラーリ」や「アバルト 695 エディツィオーネ マセラティ」など、存在感のあるプレミアムスポーツコンパクトモデルを次々に導入し、商品ラインアップを拡充するとともにブランド認知度を高めてきました。昨年導入した「アバルト595シリーズ」は、セミオートマチック仕様の「アバルト595 コンペティツィオーネ」や限定車「アバルト 595 50th Anniversary」など、アバルトならではの世界観を多くの日本のお客様に支持されています。

この結果、国内におけるアバルトの販売は、2014年1月~6月に951台と上半期として過去最高を達成、さらに1月~8月としても1,147台と前年同期比で過去最高を記録しました(2013年1月~8月は872台)。なお、6月単月の販売台数については、過去最高のみならず世界1位の211台を記録しました。

また、こうした成長を背景に、ディーラー・ネットワークの拡充を成長戦略の中心と位置付け、国内累計販売台数3,000台を達成した2013年5月以降、計9店舗を新規に開設し(2013年5月時点では7店舗)、2014年内さらに3店舗を増加することで、全国20店舗まで拡充させる予定です。 

以上