【ご参考資料】 米司法省環境天然資源部による提訴に対するステートメント

2017年5月25日
Corporate

米司法省環境天然資源部による提訴に対するFCA USのステートメント(日本語訳)は以下のとおりです。
なお、今回指摘のあったディーゼルエンジン搭載モデルは日本に正規輸入されておりません。

———————————————————————————
2017年5月23日、米国ミシガン州アーバンヒルズ発 – FCA USは本日、米司法省環境天然資源部(DOJ-ENRD)から申し立てられた民事訴訟への対応として、以下のステートメントを発表しました。

FCA USは、ディーゼルエンジンを搭載した2014-2016年型Jeep® Grand CherokeeおよびRam 1500における、当社の排出制御技術に関連した問題を解明するため、徹底した車両テストを含め、米環境保護局(EPA)およびカリフォルニア大気資源委員会(CARB)との協力を何か月にもわたり進めてきました。

FCA USは現在訴状を確認しているところですが、DOJ-ENRDがこの訴訟申し立てに踏み切ったことを残念に思います。当社は、特に米国での排出試験において不正を図るため意図的にディフィートデバイスの導入を計画したというすべての訴えに対し、自らを精力的に防御して参ります。

FCA USは先週の発表のとおり、排出制御ソフトウェアのキャリブレーションについてアップデートを実施し、これによってEPAとCARBからの懸念に応えられると確信すると共に、また2017年型Jeep Grand CherokeeおよびRam 1500ディーゼル車についてディーゼル車排出の認定を正式に当局に申請しました。EPAとCARBからこの認定が得られることを前提として、FCA USは2014-2016年型Jeep Grand CherokeeおよびRam 1500ディーゼル車についても、これと同じ修正版の排出制御ソフトウェアをインストールする計画です。FCA USはこれにより、これらの車両における排出制御ソフトウェアのキャリブレーションへの、両当局からの懸念に応えられるものと確信しています。

FCAはこれらのアップデート版ソフトウェアキャリブレーションのインストールにより、該当する2014-2016型車両の排出が改善されると期待しており、また性能や燃費に影響が及ぶとは考えていません。

この訴訟にかかわらず、当社はEPAとCARBからの懸念を迅速かつ友好的に解決するため、引き続き両当局との協力を進めて参ります。


ステートメントの原文は以下URLをご参照ください。
http://media.fcanorthamerica.com/newsrelease.do?id=18305&mid=1