STAFF VOICE
ジープ販売店 テクニシャン
テクニシャンの一日に密着。
今日の経験が、また一歩、理想のテクニシャンに近づくための道。
テクニシャンの一日
9:00 始業
ピットの準備を終えたところで、今日の作業について工場長から指示を受ける。入社して1年が経った今、法定点検をほぼ一人でこなせるようになった。今日の主な予定は12か月点検と新車の納車整備である。

9:30 手慣れた12か月点検
最近は12か月点検を担当することが多く、手際よく作業を進めることができる。点検結果には問題がなかったものの、エアクリーナーエレメントの汚れがひどく、そろそろ交換した方がエンジン不調のリスクを回避できそうだ。点検を担当するテクニシャンとしては、お客様に安心してお乗りいただくことが何よりである。
11:00 お客様を大切に – エクスプレスサービスのオイル交換
続いて新車整備、と思っていたらご予約のないお客様がオイル交換でご来店になった。入庫の多くは予約車両だけど、急なご用命にお応えすることもサービススタッフの使命である。オイルとフィルターの交換を終えたとき、待ち時間を利用してニューモデルを試乗されたお客様が少し興奮した口調でセールススタッフと語り合っていた。

12:00 昼食
午前の仕事を済ませ、サービススタッフの仲間と昼食タイムに入る。ここは仕事の話や最近の個人的な出来事など、貴重なコミュニケーションの場である。
12:45 新人テクニシャンとして初めて携わった仕事は新車整備
新車整備はいつもワクワクする。「この車は、どんなお客様と出会い、どんなシーンで活躍するのだろう。」 などと想いを巡らせつつ作業を進める。入社直後の3か月は、ひたすら新車整備をやったものだ。最初の1か月くらいは先輩テクニシャンの作業を見て学んだけれど、その後は任せてもらって。
15:30 まだまだ修行中を実感 – 車検整備
新車整備を終え、もう1台の12か月点検を終えたところで午後三時半。今日は順調だ。お預かりしている車の車検見積りを済ませよう。この車、調子はいいと聞いているが、長距離移動も多そうだし入念な点検が必要かも。点検を進めていると、案の定、ブレーキパッドが摩耗している。まだ使える状態だけれども、1年後の法令点検まではもたないかもしれない。このようなときはやはり、先輩テクニシャンや工場長が頼りである。相談した結果、交換を提案することになった。

16:40 先輩の故障診断のサポート
終業時刻まで、先輩テクニシャンに連れられて故障診断の勉強をすることになった。この先輩、いつも隣のピットで重整備をこなしており、同じテクニシャンとして憧れの存在である。「早く一人前になって、こんな仕事を任せてもらいたい!」 などと想いを巡らせつつ、先輩の指示に合わせて診断作業を実施する。
17:45 終業
気が付けば終業時刻。今日使った工具とピットエリアを清掃し、明日の予定を確認したら、少しの疲労感とともに充実した一日の終わりを実感した。さて、明日はどんな仕事が待っていて、どんな体験ができるだろう…。